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片頭痛予防薬

エムガルティ

当院にて片頭痛予防薬である「エムガルティを使用頂けます。今までの片頭痛の治療に新たな光が見えてきました。このお薬は鎮痛薬では無く、発作抑制薬であり頭痛を来させない、遠ざけるためのお薬です。
頭痛に対して鎮痛薬を使うだけの治療は、真に頭痛と闘っていないと言えます。頭痛を起こさせない様にすることが頭痛外来の極意なのです。
エムガルティ
エムガルティとは
新しい作用機序をもつ片頭痛発作の発症を抑制する薬剤です。カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)は片頭痛発作時に上昇することが知られており、本剤はヒト化抗CGRPモノクローナル抗体であり、CGRPに選択的な結合親和性を有し、その活性を阻害することで、片頭痛発作の発症を抑制することが期待されます。
簡単に言いますと、このお薬が痛み発生に関与する蛋白質に結合して死活化させてしまうという仕組みです。
CGRPの活性を阻害するエムガルティ
投与方法
注射薬となりますので、月に1回の通院が必要となります。初回のみお薬の血中濃度を安定させるため2本を投与します。その後は1ヶ月に1回、1本ずつ皮下注射を行います。
エムガルティの投与方法
期待できる効果
期待できる効果としては、なんと言っても
① 頭痛の頻度の低減
② 頭痛のピークの低減による急性期薬剤の不使用
です。痛くて嘔吐して寝込んでという症状が低減されます。
臨床試験では注射の翌月より発作がゼロになる患者さんもおります。6ヶ月間の連続投与にて発作頻度が半減した方が60%以上存在しています。
有害事象
注射をした部位(お腹、太もも、腕、お尻)に痛み、発赤、かゆみ、内出血や腫れなどが生じる反応です。多くの場合、注射した日に出現し、数日以内に消失します。
対象となる条件
片頭痛であること
18歳以上であること
片頭痛の内服にてコントロールが不十分であること
すでに生活改善や治療を行っているが日常生活に支障をきたしていること
片頭痛が過去3か月間で、平均して1か月に4日以上あること
1年以内に頭部CT/MRIにて器質性異常の有無をチェックしていること
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