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骨密度低下していませんか?
2024.12.28こんにちは。画像診断部 診療放射線技師のCです。今日は骨粗鬆症についてお話しします。
骨粗鬆症とは
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、骨の密度(骨密度)や質が低下し、骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。特に、高齢者や閉経後の女性に多く見られます。
骨粗鬆症の状態で転倒して、手をついたりすると手首の骨折(橈骨遠位端骨折)をしやすくなります。骨折のズレが大きい場合は手術が必要になります。
また、股関節周囲をぶつけて大腿骨の骨折(大腿骨近位部骨折)が発生します。この骨折はほぼ全例手術を行います。
さらに、尻餅をついて腰椎圧迫骨折が発生しやすくなります。この骨折は慢性的な腰痛の原因になります。
原因とリスク要因
- 加齢:年齢とともに骨密度が自然に低下します
- 性別:女性は閉経後、ホルモンバランスの変化により骨密度が急激に減少します
- 栄養不足:カルシウムやビタミンDの不足
- 生活習慣:運動不足、喫煙、過度の飲酒
- 疾患や薬剤:ステロイド薬の長期使用や甲状腺機能亢進症など
骨密度の測り方
骨密度(Bone Mineral Density, BMD)は骨の強度を測る指標で、以下の方法があります。
- DXA法(デキサ法)
- 超音波法
- QCT法
- pDXA法(末梢型デキサ法)
当法人はスポーツ&整形外科中野にてDXA法で骨密度の測定をしています。
- 概要:二重エネルギーX線吸収法(Dual-Energy X-ray Absorptiometry)
- 特徴:・標準的な方法で高精度
・主に腰椎や大腿骨を測定
・被ばくが少ない
- 用途:世界的に広く使われている骨粗鬆症診断基準
骨密度検査にご興味のある方はご相談ください。
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