![](http://www.kanenaka-neurosurgeryclinic.tokyo/wp/wp-content/themes/kanenaka_b/base/img/bgsubtitle_blog_sp.jpg)
![](http://www.kanenaka-neurosurgeryclinic.tokyo/wp/wp-content/themes/kanenaka_b/base/img/bgsubtitle_blog.jpg)
-
「無」に込めた思い
2025.01.25
こんばんは。院長のKです。今週来週と1週間ほどオーストラリア 🇦🇺に来ています。
さて、頭痛クリニックを本格始動させる日が近くなってきました。東京頭痛脳神経クリニック。この名は実は宮城県仙台にある仙台頭痛脳神経クリニックのパクリです。パクリと言っても勝手に名前を東京に変えた訳ではありません。交流があり親しくして頂いている尊敬すべく松森院長先生に直接お許しを得ています。なのでパクリではなくオマージュです。
頭痛を軸とした脳神経クリニックです。
20年以上も前に研修医で都立墨東病院救命救急センターにいた時に、浜辺祐一部長から言われました。
「お前達、いいか、脊髄損傷の権威は脊髄損傷の患者の前いないと医者じゃ無いんだぜ。目の前にある命をいくらでも手を差し伸べて拾い上げる、それが本来の医者なんだ」
脳神経外科で、その中でもいろんな専門性を持ちながらも、今なを医療の原点をつく言葉だと思っています。頭痛診るから頭痛以外は診れない、診たくない。そんな施設も有りますが、当院は違う。もっともっと勉強して頭痛診療では負けたくない。加えて、脳神経診療は勿論ホームベースだよ!という思いです。
救命センターも脳外科診療も多くは「まさか」という急病で運ばれてきます。まさか自分が、まさか家族が、まさか恋人が、、。突然の脳梗塞、くも膜下出血、脳腫瘍。死亡、寝たきり、重度麻痺。生活は180度くるわされます。それでも懸命に生きてゆきます。
そしてこう感じるのです。あの時、なんでも無かった平凡な日常がどんなに幸せだったか。なんでも無い様な些細なことが幸せだったと思う。なんでも「無い」日常。それが「無」です!
頭痛診療もしかり。頭痛はつねに奥が深い。片頭痛で悩む人の底知れない孤独感。片頭痛を経験した事無い人はきっと理解できないなだろう。そしてそこから産まれるスティグマ(偏見)。頭痛はメンタルまでも脅かしかねません。
頭痛が無い生活がどんなに素晴らしいものなのか。頭痛が「無い」。それが「無」です!
病院は少しでも患者さんが「無」で生きれる様にサポートするところ。プラットフォームを作るところなのです。
そんな思いで受付に掲げています。
長くなりました。おやすみなさい💤
書家 紫舟先生の作品です。
https://www.tokyo-headache-neurosurgery-clinic.tokyo/
↑↑クリニックホームページです。開院前なので簡易サイトです。千代田区神田。神田駅徒歩0分です。
最新の記事
- 2025年01月30日
歩行分析器『ウォークメイトゲイトチェッカープロ』を導入いたしました。 - 2025年01月25日
「無」に込めた思い - 2025年01月20日
東京頭痛脳神経クリニック - 2025年01月09日
東京頭痛脳神経クリニックにMRI装置を搬入致しました! - 2025年01月09日
区民健診について