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高血圧性脳出血
2024.11.17こんにちは!かねなか脳神経外科看護部です。
最近、急激に寒くなってきましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
当院でも急な寒暖差で血圧が高くなってきたと、患者様から相談を受けることが増えてきました。
高血圧による身体への影響は様々ですが頭痛をはじめ、脳への負担や心臓への負担などがあります。
長年の高血圧が原因となる脳出血を高血圧性脳出血と呼び、脳出血の約9割を占めます。
血圧が高いと、脳の中の細かい血管の壁をもろくし、その一部が破裂して脳内に出血します。
最近当院でも、高血圧性脳出血と診断されて救急搬送された事例が3例ありました。
脳出血を起こすと、出血部位によって重症度は異なりますが、後遺症として半身麻痺などの障害が出る場合があります。
脳出血を予防するには①塩分制限②暴飲暴食を避ける③運動習慣をつける④適切な内服治療等
血圧の管理や生活習慣の改善が大切です。
ご自宅で血圧管理をされている方も多いと思いますが、ここで正しい血圧の測り方をご紹介します。
・起床後1時間以内に測る。
・素肌、もしくは薄手の肌着の状態で測る。
・血圧計と心臓の高さを合わせる。
・左右差が出るため毎回、同じ方の腕で測る。
・背もたれにもたれてリラックスする。
・手の平を上に向ける。
※ちなみに手首の血圧測定器は、通常より少し高く出ます。
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