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群発頭痛の悲劇
2022.03.11こんばんは。今日は外来で診療をお手伝いする看護師のHが投稿させて頂きます。
日中はポカポカ陽気で春はすぐそこまで来ていますね🌸
この時期は寒暖差も気候変動も大きく不安定な時期です。花粉症相まって体調を崩される方が多いかと思います😷
その影響もあり?、この頃は群発頭痛の方が増えているように見受けられます。
群発頭痛は片頭痛,緊張型頭痛とともに代表的な一次性頭痛で,三大慢性頭痛の中でも極めて痛みが強いと言われています。
発作を起こすと片側の眼充血や流涙,鼻水、発汗過多、一側の眼窩部の重度の頭痛発作がみられ、一旦出現すると1~数ヵ月間(群発期)、激しい頭痛を1回/2日から8回/日の頻度で反復して起こります。特に若年~壮年期の男性に多く、群発期には仕事に支障をきたす方が多くみられます。
発作が起こったらできるだけ早い時期に、スマトリプタン注射と高濃度酸素療法の併用が有効です。7L 医療用の純度100%の酸素をフェイスマスクを通して毎分7リットルを15分吸入する治療法です。2〜3月に入りこのような治療法で軽快し、天と地ほどの改善が見られたと驚きの声が寄せられました。院長の頭痛外来では、群発頭痛の予防内服を行ってますが、効果は半分程度だと仰ってます。しかし、大きな声では言えないようですが、片頭痛の最新予防療法である抗CGRP製剤💉、エムガルティやアジョビを投与した患者様は、群発期も痛みが抑えられた様です🤫最近は中野区のみならず杉並区や練馬区、新宿区はもちろん世田谷区、豊島区、江東区から武蔵野市、三鷹市や立川市など西東京からも多くの患者さんが来院されます。院長は必死な頭痛患者様に真剣に向き合うので患者様が遠くから来るのかな?と思います。私たち看護師は来院される患者様が少しでも多くの方々が安心して医療を受けられるよう日々努力して参ります。吸入用酸素です
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