自費診療
抗原検査・PCR検査
当院では海外渡航や国内出張、その他無症状の方の自費抗原検査、自費PCR検査を実施しております。
※海外渡航の陰性証明書は英語作成となります。
※抗原検査で証明書不要の方は、ご自身のスマートフォンなどで検査結果を写真撮影していただく事も可能です。
※症状がお有りの方は、発熱外来としての検査となります。
検査 | 検査費用(税込) |
自費抗原検査(陰性証明書無し) | 8,000円 |
自費抗原検査(陰性証明書付き) | 10,000円 |
自費PCR検査(陰性証明書付き) | 16,500円 |
※海外渡航の陰性証明書は英語作成となります。
※抗原検査で証明書不要の方は、ご自身のスマートフォンなどで検査結果を写真撮影していただく事も可能です。
※症状がお有りの方は、発熱外来としての検査となります。
帯状疱疹
帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは
帯状疱疹とは多くの人が子供の時に感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。
水ぼうそうが治った後も、ウイルスは体内に潜伏しているのです。
帯状疱疹は体の片側(両側の場合は帯状疱疹で無いことが多い)にピリピリとした痛みが特徴的で、その部分に水疱を伴う赤い発疹が出てきます。
帯状疱疹が出ると一般的には2−3週間の強い痛みを伴います。
また、一旦皮膚症状が改善しても3ヶ月以上痛みが続くこともあり、帯状疱疹後神経痛と呼ばれています。
50歳以上で帯状疱疹に罹患された方の20%にこの帯状疱疹後神経痛になると言われています。
帯状疱疹は加齢などによる免疫力の低下やストレスが原因となりますが、特に50歳以上になると発症率が上昇し、
80歳までには3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われております。
帯状疱疹は体幹以外にも、顔面や頭皮にも発症します。頭痛外来では時に遭遇する疾患です。
また、急に片方の顔が曲がる末梢性顔面神経麻痺の原因にも帯状疱疹ウイルスが関与していると言われております。
帯状疱疹を予防するための「ワクチン」
50歳以上の方は帯状疱疹を予防するためのワクチンを接種することができます。
ワクチンには以下2種類がございます。
①弱毒生水痘ワクチン:ビケン
弱毒化した生きたウイルスが含まれており、現在も小児に使用している水痘ワクチンですが、2016年よりこの帯状疱疹の予防として使用可能となっております。
接種回数は1回です。有効性は帯状疱疹の発症率は51.3%減少、帯状疱疹後神経痛の発生率も66.5%減ります。帯状疱疹の重症度も61.1%低下したと報告されています。
また、帯状疱疹の予防効果は3〜11年であり、徐々に効果は減弱していきます。
「生ワクチン」ですので免疫不全の方は接種できません(H I V感染者の方や免疫抑制剤などを内服している方など)。
また、他のワクチンとの併用も可能で、翌日以降であれば間隔をあける必要はございません
(※生ワクチンの場合には1ヶ月以上空けます)。
②不活化ワクチン:シングリックス
2020年1月より認可され、ウイルス感染性を持たない組換えワクチンである不活化ワクチンです。
予防効果が非常に高く帯状疱疹の発症率は97%減少、70歳以上でも90%の抑制効果があると報告されています。生ワクチンと比して予防効果が非常に高いという特徴があります。
接種回数は2回です。1回目と2回目の間隔は、基本的に2ヶ月空けますが、遅くとも6ヶ月以内に行います。筋肉注射のため、注射部位の痛みや筋肉痛、倦怠感などがごくわずかに出現しますが、重篤化することはほとんど有りません。新型コロナワクチンのイメージと似ていますね。
他のワクチンとの間隔は翌日以降であれば間隔をあける必要はございません。また、不活化ワクチンであるため、免疫不全の方(H I V感染者の方や免疫抑制剤などを内服している方など)でも接種可能です。
帯状疱疹とは多くの人が子供の時に感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。
水ぼうそうが治った後も、ウイルスは体内に潜伏しているのです。
帯状疱疹は体の片側(両側の場合は帯状疱疹で無いことが多い)にピリピリとした痛みが特徴的で、その部分に水疱を伴う赤い発疹が出てきます。
また、一旦皮膚症状が改善しても3ヶ月以上痛みが続くこともあり、帯状疱疹後神経痛と呼ばれています。
50歳以上で帯状疱疹に罹患された方の20%にこの帯状疱疹後神経痛になると言われています。
帯状疱疹は加齢などによる免疫力の低下やストレスが原因となりますが、特に50歳以上になると発症率が上昇し、
80歳までには3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われております。
帯状疱疹は体幹以外にも、顔面や頭皮にも発症します。頭痛外来では時に遭遇する疾患です。
また、急に片方の顔が曲がる末梢性顔面神経麻痺の原因にも帯状疱疹ウイルスが関与していると言われております。
50歳以上の方は帯状疱疹を予防するためのワクチンを接種することができます。
ワクチンには以下2種類がございます。
①弱毒生水痘ワクチン:ビケン
弱毒化した生きたウイルスが含まれており、現在も小児に使用している水痘ワクチンですが、2016年よりこの帯状疱疹の予防として使用可能となっております。
接種回数は1回です。有効性は帯状疱疹の発症率は51.3%減少、帯状疱疹後神経痛の発生率も66.5%減ります。帯状疱疹の重症度も61.1%低下したと報告されています。
また、帯状疱疹の予防効果は3〜11年であり、徐々に効果は減弱していきます。
「生ワクチン」ですので免疫不全の方は接種できません(H I V感染者の方や免疫抑制剤などを内服している方など)。
また、他のワクチンとの併用も可能で、翌日以降であれば間隔をあける必要はございません
(※生ワクチンの場合には1ヶ月以上空けます)。
②不活化ワクチン:シングリックス
2020年1月より認可され、ウイルス感染性を持たない組換えワクチンである不活化ワクチンです。
予防効果が非常に高く帯状疱疹の発症率は97%減少、70歳以上でも90%の抑制効果があると報告されています。生ワクチンと比して予防効果が非常に高いという特徴があります。
接種回数は2回です。1回目と2回目の間隔は、基本的に2ヶ月空けますが、遅くとも6ヶ月以内に行います。筋肉注射のため、注射部位の痛みや筋肉痛、倦怠感などがごくわずかに出現しますが、重篤化することはほとんど有りません。新型コロナワクチンのイメージと似ていますね。
他のワクチンとの間隔は翌日以降であれば間隔をあける必要はございません。また、不活化ワクチンであるため、免疫不全の方(H I V感染者の方や免疫抑制剤などを内服している方など)でも接種可能です。
注射した部位 | 痛み[78%] | 赤み[38%] | 腫れ[26%] |
注射部位以外 | 筋肉痛[40%] | 疲労[39%] | 頭痛[33%] |
悪寒[24%] | 発熱[18%] | 胃腸症状[13%] |
[ ]内は副反応が起こった人の割合
承認時評価資料:
国際共同第Ⅲ相臨床試験.ZOSTER-006/022併合解析
帯状疱疹予防 ワクチン |
接種費用 |
ビケン | 8,800円(税込) |
シングリックス | 22,000円(税込)×2回 |
また上述の免疫不全の方です。
水ぼうそうにかかった事が無い方は、帯状疱疹を発症しませんので帯状疱疹ワクチンは不要です。